IoT

生産実績を「見える化」

栄和産業の第四工場に設置されている大型のモニター。そこには同じ第四工場に置かれている成形機が現在、どの製品をどれだけ成形する予定で、現時点でどれだけの数を成形したのか、ひと目でわかるようになっています。

このようなIoT化を行う前、生産数は毎日の手書きの日報からしかわかりませんでした。また手書きのため「この製品がこの期間にどれだけ成形されたのか」を知りたいと思っても膨大な時間がかかっていましたし、日報を書く時間もわざわざ確保しなければならず、多くの手間がかかっていました。

そこで成形機にカメラを取りつけ、自動で生産数をカウントできるようにしました。また検査員の使用する机にタブレットを設置し、不良などが出た際にはタブレットで簡単に選択できるようにしました。そのおかげで成形機の状況についてリアルタイムで確認できるようになり、作業者も日報を作成する手間がなくなりました。