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私が担当している業務は主にお客様の対応です。まずはお客様から造りたい製品について詳しく伺い、こうしたほうがいいのではと提案も交えつつ、製品についてのすり合わせを行っていきます。そうして製品についての話し合いが終わったら、製造のための材料や金型、社内のどこで誰が検査を行うのかなどの様々な手配をして、製造開始です。新製品の立ち上げはかなりの時間を要するためいつも大変ですが、その分完成したときの感慨はひとしおです。

また日常業務では、お客様からの注文を受けて材料の手配をしたり、アシスタントや物流業務の方と一緒にお客様のもとへ製品をお届けするための準備を行ったりしております。ほぼ毎日のことだからこそ、どうやったら業務を効率化できるのか、同じ部署のみんなで常に試行錯誤しています。今は自動化できるところは自動化して、業務改善を行っているところです。

大変だと感じるところも多いですが、だからこそやりがいに満ちていて楽しいです。

私はプラスチック製品に加工をする（銘板を貼ったり、レーザー印字をしたり、ナットを嵌めたりします）部署に所属しています。ただし私の仕事は加工そのものではなく、加工するための機械を調整することです。

入社前の私は、このような機械の知識を持っていませんでした。ですが先輩方が丁寧に教えてくださったり、会社がセミナーに参加させてくださったりしたおかげで、新しく学ぶことができました。今ではレーザーや熱圧入機、インクジェットなど、自分の部署の機械の調整を任せていただけるようになりました。

日程を計画する人、部品を発注する人、組み立てをする人、私と同じく装置・設備を整備する人、そしてお客様に製品をお届けする人。職場のいろいろな仕事をする仲間と協力するのは楽しく、挑戦してよかったと思います。

私の部署はプラスチック射出成形を行う製造部です。製品の多くはここで成形されてから組立工程へ行き、二次加工されたのちお客様のもとへ出荷されます。まさに栄和産業の根幹とも言える部署でしょう。

私は主に生産計画を立てたり、それに合わせて人員の配置を決めたりしています。出荷の予定や従業員の都合など、考慮しなければならない点が多くあるため大変ですが、やりがいも大きいです。

最近ではIoTシステムが導入され、今どの成形機が稼働しているのか、生産台数がどれだけなのか、ひと目で把握できるようになりました。
そしてなにより、現場作業者の負担がぐんと減りました。生産の要は、成形機はもちろんですが、作業者でもあると私は思っています。これからの現場のことを第一に考え、より良い職場環境にしていきたいと思います。

私は二次加工された製品の検査を担当しています。いくつもの工程を経て、何人もの手がかけられた製品が、この私の検査を最後にお客様のもとへ出荷されるのだと思うと、いつも身が引き締まります。

検査をする際に心がけていることは、お客様の要求する品質をしっかりと理解して、それに照らし合わせて行うことです。お客様に満足していただけなければ意味がないですから。検査をしていると時折不具合かどうか迷うものも出てきますが、その際は決して妥協せず、お客様のことを第一に考えるよう心がけています。